私の初体験は朝日が差し込む早朝でした。

2017/07/18 (Tue)

もう十数年前の話です。当時私は一浪して国立大へ進学し一人暮らしをしており、一人暮らし始めてまもなくバイトで知り合った彼と付き合い始め、地元の夏祭りに行った夜の話です。

私は初めての交際で、まだ彼とデートをあまりしたことがなく一緒にいるだけでドキドキし、話をするだけで幸せな時間を過ごしました。帰りは夜遅かったので彼が付き添ってくれ、その後は私の住むアパートの隣にある小さな公園で話をしていました。

話が進むに連れ、私の部屋を見てみたいと彼から告げられます。当然、彼の私の部屋を見てみたい意味がそのままの意味でないことはすぐ分かり、部屋が散らかってるからと理由をつけ、また今度にしようと提案しますが粘られました。

私を根気よく口説き落とそうとする間にも彼の手は私の身体に触れ、しまいには浴衣の中にまで伸びてきて胸などを揉みました。こういう事されたのがこの時が初めてだったので本当にドキドキでした。

徐々に私も部屋に上げてもいいかなと心が傾きますが、一度断った後にどのタイミングで受け入れたらいいのか経験のない私には分からなかったです。そうこうするうち時間だけが過ぎ、新聞配達のバイクが走りだし夜が明け始め、こんな所をアパートの他の学生に見られてはいけないと漸く彼を部屋に迎え入れた時には朝日が昇り始める頃でした。周囲の状況とは異なり、私達はお互い徹夜の状況でテンションも上がっていたので部屋に入るなり、しばしのトイレや休憩タイムのあと始めました。

「恥ずかしいから明かりを消して…」のセリフを言えないほど、部屋は明かりを点けずとも朝日が差し込み明るかったです。彼が財布からコンドームを取り出し枕の横に置いたので、最初からそのつもりで送ってくれたのを悟りました。ですが、避妊の話は聞けなかったのでコンドームを見て安心して抱かれました。

初めてなので私の中へ彼が入ってくるまで結構な時間がかかり、薄っすらとした出血や痛みもあり苦労しますが、それでも無事に終え、処女を失くした私は感動しました。初体験はムードたっぷりの一夜ではなく慌ただしい朝だった訳ですが、周りの事など気にせず二人きりの世界に浸り、この日は夕方まで一緒のベットで眠り続けたあと、夜にムードたっぷりの二度目をしました。
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